竹の迫神社

境内には、町指定文化財の農村舞台があり、舞台は入母屋造で正面中央に千鳥破風が付いています。平面は梁間5間、桁行4間で正面は虹梁で大きく開放されており、床は前面が板敷で中央部は二重床になり、天井は化粧屋根裏です。江戸時代後期の建築で、浄瑠璃舞台の特徴を残しています。台風で被害を受けましたが、現在は修復されています。石積桟敷も残っており、現在でも、毎年4月吉日に五穀豊穣の「願成祭」、10月19日に秋の大祭が催される希少な農村舞台です。また、境内の鳥居を入り、石段を登る左手に、歳月の経過を物語っているのは町指定文化財のいちい樫です。幹周り6.3m、高さ25mの古木で樹齢約1,000年と推定されています。

住所涌井

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