二俣渡

美里町指定文化財 釈迦院川と津留川の合流点が二俣にあるが、この地点において釈迦院川に3基(二俣渡・年祢橋・新年祢橋)、津留川に2基(二俣福良渡・新二俣橋)が架かっており、これを「二俣五橋(ふたまたごきょう)」という。
それぞれの架橋年代も江戸時代~現代と幅ひろく、橋(架橋工法)の歴史がわかるフィールド・ミュージアムとなっている。この内、江戸時代に架けられたものは、二俣橋・二俣福良渡で、川の合流点に直角に交わる全国でも珍しい兄弟橋である。
二俣渡は文政12(1829)年、二俣福良渡は文政13(1830)年に架橋された。
事業主の中山手永惣庄屋・小山喜十郎は、馬門橋、二俣橋、二俣福良渡の3基の他、三由橋(宇城市)、山崎橋(宇城市)など計7基の石橋を架け、松橋~矢部往還を整備し、手永の発展に尽力した。
橋長 28.0m、橋幅 3.30m、橋高 8.00m、架橋年 文政12(1829)年、事業主 中山手永惣庄屋・小山喜十郎、石工不明

住所美里町佐俣・小筵
誰とパートナー、家族、友達など
駐車場普通車5台程度
WiFi
その他10月~2月の11:30から約30分間、太陽の光が橋の下にハート❤の型を写し出すことが話題になり、「ハートが出来る石橋」で2011年に「恋人の聖地」に登録されました。また、2018年には「恋人の聖地観光交流大賞」も受賞しています。
公衆トイレ有
VR360度パノラマ写真

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